株式会社篤農
森岡健児 さま
戦後、祖父がトマトやキュウリを作りはじめたのが代々農家を営むことになったきっかけです。今から40年ほど前にメロンを栽培するようになり、私で3代目。私自身は25年ほどメロン作りをしています。
カダ屋さんと知り合ったのは3年前。これまで作っていたメロンで新たな商標を取り、既存ルート以外にも仲卸やネット販売と販路を開拓するにあたり、種の取引先を変えたいと思っていたところ、私の知人でトマト農家をしている西内さんから紹介をしてもらいました。初めてお会いした時からとても対応が丁寧な方だなという印象でした。
私たちにとっての一番最初の仕事は種まきです。弊社には管理マニュアルがあって、全スタッフに念頭に置いてもらっているのが「タネ」=「命」という考え方。その命を預かるという心構えで仕事をするといことを大切にしています。カダ屋さんは配達の際には必ずクーラーボックスに入れて、温度が10℃以下に保たれるよう持ってきてくれます。そういった対応をしてくれる種屋さんに出会ったのは初めてでした。私の考え方と同じ想いでタネを取り扱ってくれているんだと感動したのを覚えています。
レスポンスの速さや臨機応変な対応、適切な情報提供などももちろん今まで通り望むところではあります。でも一番大事なのは、心が通じ合っているということ。弊社で取り扱うタネは、カダ屋さんでないと取り扱っていないというわけではありませんが、メロンを作る私たちがお客さんにちょっとでも良いものを提供したいという気持ちで栽培するように、ちょっとでも良い状態でお客さんのところへタネを届けたいと思ってくれているのがカダ屋さんなんです。この信頼関係をこれからもさらに深めていきたいと思っています。